完璧で究極のアイドル

長いようで短かった半年が、あと1週間で終わろうとしている。全ての出来事に最後がつくようになって、頭では分かっているのに心は追いつかなくて全く涙も枯れてしまっている。

 

King&Prince 平野紫耀 私は彼というアイドルにたくさんの幸せを貰ったし、考え方に勇気を貰うこともあったし、羨ましいと思うこともあったし、とにもかくにもたくさんの感情を教えてもらった。人生の半分はジャニヲタをやっているが、自分の時間やお金が好きなだけ使えたアイドルは、彼が初めてだった。初めて全形態揃えて買えるようになったシングルも、特典映像のためだけに買ったドラマボックスも、写っている写真全てをカートにいれた公式写真も、どれも届く瞬間はワクワクして、微々たる額でも応援できているのが楽しかった。これは本当に。

 

最近のドル誌によればあなたはやっぱり、アイドルという職業に対してなりきれない部分があって、キラキラしている自分を俯瞰して恥ずかしいと思っていたかもしれない。というか思っていたよね。けれどね、そんなこと、嘘でも言って欲しくなかった。分かっていたけれど、あなたは生まれてきたその時から輝く一番星で、選ばれるべくして選ばれた人だから。キラキラしようなんて思っていない瞬間でもいつだって誰よりも眩しく輝いていたし、どこにいたってすぐ分かったよ。そしてその輝きに救われた、元気を貰えた、大好きだった人がたくさんいたことも忘れないで欲しい。もちろん優しい世界じゃないし、綺麗事ばかりじゃないのもわかってて、理想と現実、こちらが求める需要とあなたが見せたい供給がだんだんと噛み合わなくなったかもしれない。けれど、あなたが好きなことをして、大好きなメンバーと笑いあっている姿が何より幸せを感じる瞬間だったから。もちろん嘘もあったかもしれない。けどさ、あなたが歌って踊ること、エンターテインメントを通して人を喜ばせることが大好きな人だったって、自分のためじゃなくて誰かのために役に立てることをするのが苦じゃない人だってわかってるよ。だからこそ、これからあなたがどんな道で成功してもとっても嬉しいけどそれでも、やっぱりジャニーズで輝くあなたが見たかったなんてわがままぐらい今は言わせて欲しいと思う。

 

紫耀さん、アイドル人生の10年は楽しかったですか??アイドルという道を選んでくれなかったら出会えていなかったって分かっているからこそ、今は、本当にアイドルになってくれてありがとう。ジャニーズのアイドル平野紫耀が世界で誰よりも大好きでした。わたしの宝物でした。

 

だから紫耀さん、自分の宝物を見失わないで。絶対に大切にしてね。あと何よりも自分のことを大切にしてください。どんな未来がまっているかな。まだまだ26歳、自分が胸を張って幸せと言える人生の新しいスタート。私を行ってしまう背中を暫くは見られないと思うし、背中を押したいと出した手がそのまま宙を舞うように、唇を噛んで下を向くことしかできないけど。あなたがまた笑ってくれていたら、あわよくばその姿がちょっとでも見られたら、少しは救われる気がします。誰よりも大好きだから、言いたいこともまとまらないし、いいたくないこともいってしまいそうになるけど、笑える日がくるまでひたすらに時が経つのを待とうと思うよ。本っ当に大好きでした。幸せに生きてね。

世界から色が消えた日。

PM11:00 信じられない。信じたくない。受け止めたくない。衝撃の報告に全く理解が追いつかなかった。"King&Prince 神宮寺勇太 平野紫耀 岸優太 脱退 "  本当に意味が分からなかった。

 

私がしょうさんと出会ったのはデビューしてから。中学生の時平野紫耀が好きな友達がいたけれど、まさか数年後自分がファンになるなんて本当に本当に思っていなかった。嵐の活動休止が発表され生きがいをなくしていた時、ティアラの友達にじゃあ一緒に応援しようよ!っといろいろな作品を貸してもらって、平野紫耀の虜になるなんて本当に一瞬で。私は彼らに沢山沢山助けられてきた。

 

貴方の歯車はいつ狂ってしまったんだろう。ヒロムが居なくなった2019年夏から、しょうさんは泣いてばかりで。いつも儚くて、消えそうで、でもその度に周りのメンバーが駆け寄ってくれる姿に酷く安心感を覚えた。この子にはこんなにあたたかい仲間がいてよかったなって。でもあなたにとってジャニーさんは全ての指針で、生き甲斐で。彼を失ったとき、貴方の世界からすでに色は褪せてまっていたの????

 

コロナ禍に突然仕事がパタリとなくなって。ジャニーさんも居なくて。シングルが発表されない日々に酷く焦燥した記憶がある。そしてあなたはいつも消えそうだった。

 

2021年夏、貴方は忙しさのあまり「このままこの車で逃げ出してしまおうか」と笑い話にしようとしたそのエピソードのほとんどは本音だったと思うし、あなたがアイドルとして生きることに対して何らかの後ろめたい気持ちがあるのはどこかで分かっていた。分かっていたけれど。。

 

ジャニーズの、King&Princeの、平野紫耀が、歌うのが好きだった。踊るのが大好きだった。屈託のない笑顔で笑うのが好きだった。ひとたびテレビに出ればいつも周りの人を虜にして、平野紫耀にはそういう圧倒的オーラがあった。圧倒的スターなのに近寄りがたくなくて、みんなに愛されて、でもその最中貴方は何に苦しんでいたの???なにがここまでの決断に追い込んだの????

 

キンプリのみんなは本当にジャニーさんがだいすきで、きっとただいつかジャニーさんに褒めて欲しくてやっていただけなんだと思う。You達、めちゃくちゃいいよ!ってジャニーさんが言ってくれていたら、彼らはバラバラにならずに済んだのかななんてタラレバばかり考える。

 

私はジャニーズというブランドが好きだ。この価値の大きさも、会えない辛さも、この胸の痛みも全てがやがて過去になっていくのも知っている。時間が大抵解決してくれる。でも、貴方と過ごしたたった3年の月日は私の中で一生消えないし、ジャニーズの平野紫耀というスターに出会って私は今までないぐらいに楽しかった。嬉しかった。こんな大スターを私は応援してるんだって誇りだったのに。所詮アイドルとファンだと改めて突きつけられたのが本当にくるしい。

 

よく平野担と言っていた。"しょうさんってフラって消えてしまいそう、儚いよね。"はこんなに早く来るなんて思っていなかったし、推しとの時間も有限だと分かっていて、それでもヲタクと笑い合える時間が大好きだった。大切なものを全て取り上げられた気分だった。あと5年は続いてくれると願っていたのも、5周年が盛大に迎えられると思っていたのもこちらのエゴで、、、どうしてこんなことにならなきゃいけなかった??????

 

King & Princeと過ごした、平野紫耀ばかり考えていた、平野紫耀が生活の大きな大きな柱だったたった3年間が私はもう日常になってしまっていて、この日常を取り上げられてしまうのはあまりにも酷すぎた。

 

最後に、大好きで大切な平野紫耀さん。

世界で本当に1番愛していました。あなたがいれば何もいらないと願ってしまうぐらい、あなたの幸せをただ願っていました。願っていたけど、あなたが大切に思っていたように、貴方は自分のこと、そして仲間のことももっと大切にしてほしかった。あなたはいつだって自分が矢面に立つだけで自分のことは後回しだし、自分を顧みないことの方が多かった。掴めないところばかりで、そんな所が大好きで苦しかった。好きで苦しいなんて気持ちは貴方が初めてだった。 しょうさんにすべての気持ちを置きすぎたのかしれない。ごめんね。でもね、嫌いになんて絶対になれないし、忘れられない。私はあなたと過ごした彩やかで煌びやかな日々を思い出しながら、色のない世界に生きていくんだと思う。

 

 

 

ひょんなことから推し(うちわ)と前撮りした話

 成人。20歳。ハタチ。誰もが人生で1度は経験するおめでたい行事。そしてそれに伴う前撮り。私自身いつかやるんだろうな〜ぐらい思っていたら2週間前いきなり前撮り決めといたから‼️と言われた時は正直ビビり倒したが、なんやかんやで10月15日のよく晴れた日に前撮りをしてきた。

 

 別にヲタクが理解がない親ではないけれど、さすがにハレノヒとも言われる写真に平野紫耀(うちわ)を写すのはどうなんだろう、、、という葛藤と、でもインスタでこそこそ調べてた#推しと成人式 のヲタクたちの可愛い姿がどうしても忘れられなくて、親には黙ってツアバにうちわをしっかり2本も忍ばせて前撮り会場へと向かった。(親にはその後別の場所で撮影しようと話してたので、その時の小道具として使いたいと説明したらOK~ぐらいの感じで了承は得た)

 

 会場について軽く打ち合わせてさあヘアメイク!となった。まあ雑談をしながらゆるりと進んでいたのだが、メイクをしてくれていたお姉さんにひと言『さっきうちわが見えたんですけど、誰の持ってきたんですか?』とニヤニヤしながら聞かれ、あ、バレてる〜!と思いつつキンプリの平野くんが好きで…みたいな話をした。するとヘアアレンジをしてくれていた別のお姉さん(超可愛い)が、『今日せっかくなら一緒に撮りましょうよ!』と満面の笑みで言った。どうやらかなり最近そういう人は多いらしく、え!いいの!と喜ぶ娘の横で母は苦笑いと爆笑が入り交じったかのような顔で笑っていた。が、お姉さんの圧に負け、『あんたの成人なんだから好きにしていいよ!』と親も根負けし、私は前代未聞、前撮りを平野紫耀(うちわ)とすることが決定した。

 

 すごくしっかりしたスタジオで可愛い着物を来てうちわを持ってる自分に笑いそうだったが、平野紫耀(うちわ)との撮影は一言、めちゃくちゃ楽しかった…!カメラマンさんがノリノリで『しょうくんもうちょっと傾けて〜!』『そうそうしょうくんと見つめあって〜!』まるでそこに平野紫耀がいるんじゃないかと錯覚するレベルで幸せだった。極めつけに面白かったのはどういう角度で傾けても『おかしいね〜しょうくん反射しちゃうな~!!』と平野紫耀(うちわ)が独りでに輝き出すとこだった。最初は緊張こそしたが、しょうくんのうちわを見つめているとだんだん楽しくなってきて、あ~!楽しい~!と思うようになってきた。

 

 別スタジオでまた平野紫耀(うちわ)と撮影を始めるのだが、カメラマンさんも調子が上がってきて『いいよ〜!しょうくんに負けてない!キラキラしてる!!』と言われた時は平野紫耀には負けるわ!と内心めちゃくちゃ突っ込んだが、やっぱり推しと撮るのは楽しい。そしてもうひとつ気づいたことは、アイドルという職業の凄さだった。もちろんただのジャニヲタ以外何もやってこなかった一般人なので、30分もカメラを見続けると顔中痛いし目は乾いて笑えなくなってくるし、何回かあー絶対笑えてない…!!と思うこともあった。雑誌等でなんだこれ写り悪いなあとかこの日顔疲れてんなあとか笑顔引き攣りすぎだよ~などと悪態をつく嫌なヲタクをしているが、そりゃ1日に何社も受けたらそうもなるわな……と少し自分に反省した。(と言ってもこれからもビジュが悪ければ悪態はつくがな。) 万年ジャニーズJrになりたいと生きているが、やはり私はジャニーズJrにはなれないなと撮影を通じて痛感した。

 

 撮影も終わり写真選択に入ったが、半分くらいに平野紫耀(うちわ)が写りこんでいて割と盛大に吹き出した(お前がそうしたんだろ) そして自分にびっくりしたのだが、平野紫耀(うちわ)が写ったショットはやたらと写りが良くキラキラしている…(推しのパワーってすごい)写真を一緒に選んでくれたお姉さんも『わぁ!嬉しそうですねぇ』とニコニコしていたし親も『平野いるといい顔してんのよなあ』となんやかんやでうちわ使って良かった〜テイストのコメントをしていた(ご都合解釈) 自分で見ても圧倒的平野紫耀(うちわ)とのショットのが楽しそうで、あ~、自分人生幸せに生きてんな〜と漠然と思った。結局、15枚選んだうちの5枚は平野紫耀(うちわ)とのショットだった。

 今まで生きてきてわりと限界ヲタクしてるとは思っていたが、まさかこんな日まで推しのうちわと撮るとは正直に言う、思っていなかった。だが今前撮りでヲタ活するか悩むヲタクがここに居れば声を大にして言いたい。恥は捨てて一緒に撮るべき!だと。やっぱり好きな物と写ってる自分は幸せそうだし、何よりこんなに綺麗にうちわと撮ってもらえる機会はこの先生きていて2度とないと思う。10年後、20年後、見返したら何やってんだろ〜と思うかもしれないけれど、やっぱり今(ジャニヲタ)を生きてることを残すのも悪くないんじゃないかと思う。そして今日1日でやはり、ジャニヲタとして生きてる自分の人生何より幸せ~!と感じたので、これからも推しに生きる自分でありたいと思った。あ~!ジャニヲタ最高‼️  リラ